真夏の「あいたたたた」
あ、今夜 「耳をすませば」 やるの……そう……。
テレビ放映の度、ネット上で「青春」「リア充」「夢」 つったワードのもと「大人が見ると(自分にとって)
イタいもの」、として騒がれるようだけど……確かに直視するのはちょっと辛いものが。
いや大好きなのよ? 大好きなんだけど、なんなのあの気持ち。
「……私は……大人になっちゃったなぁ……」のあの感じ。
羨望でなく切なさでもなく焦燥感に近いんだよ。
だって多分、例えば同じ年代の人達の中でも、感じ方に差が出ると思うもん。現在の生活に
満足してる人間が見てもヒリヒリ来ないと思うもん。
しかも私、初めてこれを見た時の状況があまりにも良過ぎるのです。
「高1」で「長年にわたり京王線沿線住まい」 っていうね。
好条件にも程がある。当時でさえセツナクなっていたというのに、現在見たらもう。懐古という面での
昂ぶりがもう。郷愁が人一倍、いや数倍だよきっと。
見よっかなー……どうしようかな。
録画だけしてずっと見ないままになる気がバリバリするわ。でも消す事も出来ないのよね。

あとね、「夏休み」ってのが重要な「懐かしキーワード」だと思う。
前にも書いた気がするけど、あの「夏休み」っていう言葉の持つパワーのデカさと意味の重さよ。
特に大した思い出が無くても記憶に染みついてる一瞬の多さと重さが。だって思い出すもん。足裏に
感じるプールサイドのざらついた感触と塩素の匂いとか、道路に映る自転車の影とか花火の音とか、
夜店の明るさとハッカ飴の味とか。そんでそれらが大事なものだって思っちゃってるもん。
あー……、ヤバいね。ほんとヤヴァい。
んでもってなんで金曜なのさ。この夜の長さが怖いよ。……やっぱり見るのはよそうかな。
by kuro-miya | 2013-07-05 20:18
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